優しい存在達
続けて色々なことがあって、頭がいっぱいになってしまったある時のこと。
ふと窓際に目を向けると、いつもイキイキとしている植物達が、元気がなくてぐしゃぐしゃになっていた。
昨日、お水を上げるはずだったのに、ごめんなさい忘れていたね。
「いいよ、まだ大丈夫だから。」
植物はそう言ってくれた。
ボーっとしている場合じゃないね、今お水あげるからね。
お水を上げていたら、また植物が呟いた。
「いくらお水をもらっても君が元気じゃないとね。
いつも君の姿をずっと見ているよ。」
あら?そうなの?
なかなか厳しいことを言うわね。
そうね、私が元気にならないとね。
「僕たちだけじゃないよ、おうちにあるほとんどの物たちが君を見ているよ。」
驚いて自分のお部屋を見回した。
「無理して元気にならなくていいよ。」
「そんなこともあるわよ。」
「うん?一緒にこれからのこと考えようぜ。」
目に留まるたびに、大切にしている物達が次々と語りかけて来る。。
なんて優しい私の仲間達。
ウルウル…☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
時々、誰かを頼りたくなってしまう。
時々、誰かに助けて欲しくなる。
けれどそんな時に限ってひとり。
って思ったけれど。
いつもいつも、そんな時、どこからか不思議な声に癒される。
人間以外に助けられる。
あなたもひとりぼっちなんかじゃありません。
あなたが好きだと思うもの。
どれでもいいから心を留めて、目を閉じて、耳を澄ましてみてください。
生きているのは人間だけではありません。
人間にばかりに焦点を合わせる必要はもうないのです。
言葉や、感覚、エネルギーであなたに伝えてくれています。
あなたがどれだけ愛されているかを知らされます。
そう、それはもしかするとあなたを大切に思う、ここでは出会えない存在からの愛のメッセージかも知れません。